赤入れ4 石破ラブラブ天驚拳が止まらない―無意識の恐ろしさについて

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毎度お世話になっております。えみです。
にぎやかだったお正月も過ぎ、一昨日や昨日あたりから仕事を始められた方が多いのではないでしょうか?
初回から安定してない頻度で更新しております、このブログ。
改めて読み返すと肩に力がはいりまくりでした。
ライティングがライティングがとしつこいし、敬称略とか忘れて人様に失礼だし、
しかも誤字脱字に始まるささいなミスが頻発している。

仕事は校正なのに……。
誤字脱字に溢れた文章書くってなんだよっ。
もうアイロンがけの出来ないクリーニング屋さん状態ですね。

大変失礼しました。恥さらしは恥さらしとして残し、今後に、いやこの回以降の記事全ての糧にしていきたいと思います。よろしくお付き合いください。私よ、失敗と反省ばかりだな!

これまで反省をいかして、今回は力を抜いていきます。もう抜くどころか脱ぐくらいのゆるさで。ゆるゆるっと。

ところで私も昨日から仕事始まりとなりました。
先輩と手分けして作業を進めているわけですが、血なまぐさい描写が多くて、新年から一人ホラー映画状態です。
形を読み取るのが仕事なので、普通の読書のように味わうとか、
ページを繰って気になる箇所を再読するとかの醍醐味は味わえません。
が、登場人物の名前や繰り返される描写は登場回数が多いのでどうしても記憶に残り、
それが想像に結びついてしまいます。
ひーっ! 誰か助けてー!

実は小学生の時に観たアニメがトラウマになって、フィクションであってもスプラッタとかホラー映画は観られません。
正確に言うと観られるのですが、その後に延々と続く印象的なシーンの脳内再生に耐えられないのです。そして、事件は仕事が始まると時を同じくして起こりました。

信号待ちをしている時に。
石破ラブラブ天驚拳!
休憩時間に。
石破ラブラブ天驚拳!
夜空を見上げた時に。
石破ラブラブ天驚拳!

ホラーが苦手な主人を憐れんだのか。
脳は隙を見計らっては私の中で「せきはらぶらぶてんきょうけん!」という言葉を自動再生するのです。

ぷっ。
隙をついて再生されるので、ふいうち状態の私はついついその度に吹き出してしまいます。
周りの人の視線が気になる!
こんなんじゃ彼氏できないー!
いや彼氏以前に人が近寄ってくんないわー!
ひーっ! 誰か助けてー!

そもそも「石破ラブラブ天驚拳」とは「機動武闘伝Gガンダム」という作品に出てくる必殺技の名前です。
お正月、インフルエンザの大流行により実家に帰れなくなった私に、友人が紹介してくれた作品だったのです。
が、まさかここで脳内再生されてくるとは。

生まれて初めて見たガンダムシリーズ。
「機動武闘伝Gガンダム」は、360度突っ込み要素を兼ね備えた恐ろしい作品でした。
全身タイツに赤い鉢巻の主人公とか、必殺技を繰り出し終わるとお姫様だっこの体勢にわざわざ戻るヒロインとか。
なんといっても「石破ラブラブ天驚拳」とか。
最初から最後まで徹底的に突っ込み要素入れて楽しんでもらおう! わはははは!
と確信しているとしか思えませんでした。
そんな製作者側の徹底したサービス精神を教わった作品だったわけですが、
サービスが強烈すぎて「「石破ラブラブ天驚拳」が私の意識に強く残ったようです。

今、目の前に起こっている現実に対して、自分が無意識に繰り返してきた捉え方にそった反応をしてしまう。
意識してなくとも繰り返すところに無意識の恐ろしさがあると思います。
「石破ラブラブ天驚拳」はまだ私の意識の中に入ってきたばかりです。
しかしこれが繰り返されたら、私の無意識に「石破ラブラブ天驚拳」が沈むことになり、
何かの拍子に登場するようになるのでしょう。
いや、これ以上変人扱いされるのは勘弁してほしいのですが。彼氏いないのもね!(泣)

昨年からできていない事、初めての事、苦しむけどあきらめられない事。
そんな今までの捉え方では超えていけないことが目白おしになっています。
できないかもしれない。
無理かもしれない。
そんな声は年中聞こえてきます。
まあ、初めてだらけなら、そこに固定した無意識はできていないのだから当たり前ですね。

〝自分にだって出来る〟
そう無意識で思えるところまで意識して試行錯誤を繰り返すしか道はないようです。
いつまでなのか、どこまでなのか。
それは自分自身にしか感じることは出来ません。
さて、いよいよ、2017年も本格始動です。
ゆるゆるっと。でも徹底的に実行する。そんな姿勢でまいります。
どうぞよろしくおつきあいください。

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