記憶をよみがえらせる特別な装置

過去投稿分(2016年12月~2023年12月)
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今回はClubhouseで映画の思い出話を聞いているうちに思い出したことを。

はるか昔のこと。
当時大学生だった私は、友達に誘われてアップリンク渋谷へ映画を観に行きました。作品は思い出せないけど、すごく有名な戯曲のタイトルだったはず。
その戯曲の持つイメージから、明るくて陽気な内容を想像していた友人と私。蓋を開けると、主役の男性がヒロインに籠絡されていく話でした。露骨な表現も多くて終わったら気まずい雰囲気に。しかもバッドエンド。

友人は自分が誘った映画が陰鬱なものだとは思わず、申し訳なさそう。私も友人に謝られ悪いことをしたと思って気まずい。その後は無言でランチを食べた記憶が。真面目な大学生!(遠い目)。

内容は思い出せないけど、もし今の自分たちが初見だったらもっとやさぐれた感想がお互いに出るだろうな。

ちょっとしたことだし、すっかり忘れていたはずなのに急によみがえってきました。その時の友達とは疎遠になってしまったけど、気まずいなんともいえなかった記憶だけは残っている。
映画にまつわる思い出、おもしろい。劇場は記憶をよみがえらせる特別な装置なんだろうな。

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