2テンポとクラブハウス

過去投稿分(2016年12月~2023年12月)
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クラブハウスがこわい

クラブハウスに招待していただき初めて参加したので、感想を書いてみようと思う。

クラブハウスというSNSの詳細についてはこちらの記事を参照してほしい。要するに音声版のツイッターなのだ。しかも昔懐かしいmixiのように招待制となっている。招待してもらうには、自分の電話番号を招待主に伝える必要がある。

ここで電話帳である。昔から電話帳のデータ引き継ぎができない。携帯を変えるたびに電話帳データをなくしている。グーグルの電話帳アプリの登場によって初めて電話番号情報を保存できるようになったくらい。

SNS全盛の時代になり、やりとりはするけど電話番号が必ずしも必要じゃなくなったため、電話番号知らない親しい人ばかりなのだ。結局お世話になっている方に招待していただいたけど、なんか参加が難しいなあと思う。

 

微妙な距離の人は気まずくないだろうか??

お互いに知っているけど、今後お互いになにかをすることはないな、とわかっている。そういう間柄の人はいないだろうか。招待枠というのがあり、電話番号を登録している人の中から選べるのだけど、微妙な距離の人の場合はどうしているんだろう。などとも考える。

 

登録するも通知メッセージが全て英語なので怯える

 

ということで、なんだかんだで招待していただいて、登録する。そしてここに問題が。このアプリ、すべて英語なのである。英語が第二言語と言えるほどではないので、踏み込んじゃいけない世界に来ちゃった感が強かった。

なにか見知らぬ人たちがそれぞれのルームで活動しているのはわかる。招待してくださった方やフォローした方の名前もでるのだが、これもすべて英語(トーク部屋の名前だけがかろうじて日本語)。英語の海である。

わたしは怯えた。

たとえば健太郎さんが「niku,sakana ,tamago」とか言ってそうで怖い。「肉、魚、卵」を言う健太郎さんであってほしい。いや、日本語喋っているだろうけどさ。そのまえに健太郎さんって誰だ。

自分が詳しくない言語だけでコミュニケーションをとられるのこんなに怖いものなのかと、登録してからすぐには始められなかった。鎖国しているけど出島にはいる感じ。

 

 

zoomとクラブハウスの違い

 

それにしても世の中は広い。鎖国ささのはがいる一方で、咸臨丸で太平洋を横断しサンフランシスコに派遣されたような猛者もいるのだ。自分からはルームになかなか入れなかったけど、なんだかんだでトークに初参加することになった。

参加してわかったのは、音質がよくて相手の声がクリアに聞こえること。そして会話と会話の間に通信による間が生まれないこと。zoomだと、話者に対しての反応が返ってくるまでに間が生じる。あくまで体感だけど2テンポくらいのずれがある。

会話は間が命。自分が言ったことや相手が言ったことを組んで、発言の背景も感じ取ろうとする。このラリーを繰り返して会話と場の波を読んでいる。

2テンポ遅れると波が読めない。自分の言葉はどのように受け取られたのか、相手の言葉にどのように返そうか。複数人で話す場合は他の人はどのタイミングではなし出そうとしているのか。なんとか読み解こうとするから、疲れる。

クラブハウスにはそれがない。電話のように間をおかずに話せるし、あいづちも打てる。直接人に会うのが難しくなって、幾度もzoomにはお世話になってきた。でも、久しぶりにzoomよりも会話に近い会話をしたようでとても好きになった。初参加でそのような経験ができたのは正直うれしい。

 

フォロワーを増やすより、親しい人たちとわいわい話すくらいがやりやすそう

 

ということで、初心者もいいところだけど、クラブハウスに少しずつ参加していこうと思う。SNSはどれくらいの人に興味を持ってもらえるかが重要になる。でもクラブハウスは音声だけで成り立っている。人数をあまり多くしないで気軽に話せる人たちとほそぼそと開催したほうが長くつきあえそう。

なによりも、リアルで気軽に集まれる環境が早く復活してほしいと思う限り。というわけで、クラブハウス。気軽にゆるゆるしていくので、もし見かけたらなかよくしてくださいまし。

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