一周して戻ってきた話ってありますよね。
スタンダードな話なら幸せの青い鳥。
チルチルとミチルが旅に出てまで求めた青い鳥。
実は家にいましたよっていう話ね。
たとえば物語のお約束。
ストーリーと呼ばれるものには、必ずいくつかの型がある。
貴い身分の主人公が旅に出る(貴種流離譚)のもそのひとつ。
さまざまな苦難に立ち向かって成長した主人公。
最後には故郷といえる土地(場所)に帰って終わる。
一周とはちょっとずれるけど、生き物の中には定期的に規則正しく移動するものもいる。
渡りってやつですね。
渡りにはいろんな理由が挙げられるけれど、
生物が成長する(生き抜く)ためには何かの旅(移動)が必要だと遺伝子レベルで組み込まれているのかもしれない。
人も生き物だね。
なんの話かというとですね、
GW真っ只中ですが、連日書類をごりごり書いております。
その中で書類の中身上、自分を振り返ったりするわけですよ。
幼い時はどうだったか?
学生時代はどんなこと考えていたか?
働き始めてからはどう変化していったのか?
その都度、その都度書き出していったのですが。
結論:オタクな根っこがちっとも変わってない
そりゃあ生きているからね、しょうもない失敗だってしますよ。
そして同じことを繰り返したくないなぁって思えば、
じゃあ次はこうしてみよっか、とか工夫するわけです。
そうやって知恵とか小手先の技とかを身につけるわけです。
痛いからね。
でも、それはあくまで表面の話なんですよ。
どうひっくりかえってみても。
自分の根っこのところにある部分って変わらないし、変えられないんだなって、
つくづく気づかされました。
なんか前回の投稿でも、適応範囲が少ないから受け入れていくしかないなぁなんて書きましたが。
どうも、まだまだ受け入れ具合が甘かったようです。
受け入れろ、っていうかあきらめろ私。
根がオタクならオタクらしい生存方法を選ぶしかないんだよ。
お主に社内政治とか無理だ。
もっというとヒエラルキーとか一生肌感覚で理解できそうにないぞ。
ええ年してるはずなのにねえ。
そういうことで、今更ながら一周してものすごく腑に落ちております。
できないことがおおいなら。
せめて自分を褒める基準も最低レベルに落とすくらいです。
わぁっ今日も肺呼吸してたねっ!エッラーイ♪♪♬
エラ呼吸じゃないんだ!すごくなーい?
とか。
いいんです。バレなけりゃ。
誰も私がおまぬけな自画自賛をしているなんて気付きませんとも。
ということで、今日の結論。
みんな、どうやったって根っこは変わんないぞ。
だから自分をハグしまくろうっ。
どうぞ素敵な時間をお過ごしください。