米は最終防衛線だなあ

過去投稿分(2016年12月~2023年12月)
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その日、わたしは大変ぶんむくれていた。

会社の上司と翌日に面談があるらしいのです。

らしい、というのは、現実逃避が入っております。

逃避したからといって現実が変わるわけではないので、悪あがきですね。

試験直前に部屋を片付けるとか、漫画を一気読みしはじめるとか。

うん、昔からやっていることが変わっておりません(泣)

 

私はこの面談というのが大変苦手です。

あの、自分の目の前に会社だか学校だかの偉い人がきて、

なにやらを話すという、あのシチュエーションが。

 

いやだいやだとごねてみても変わらない。

そう、それはわかっているけど、ごねてぶんむくれていたわけです。

最近友達から精神年齢が中学〜高校生くらいだと認識されていたとわかり、

さらに現実逃避したくなる2月です。

 

ところが、そんなおりにお米をいただきました。

米がくる。

それはわかっていたのです。日本郵便に再配達の手続きもしましたしね。

でも、届いた米を見たら。

 

ああ、もう私はこれで大丈夫!明日の面談もいける!無敵!

 

とか思ってしまった。

 

なんですか、あの豊かな米を見ると湧いてくる無敵感は。

 

色々あるよね、でも米があるからなんとかなるさっ。

爽やかに朗らかに、無言のうちに訴えてくる米粒たち。

面談に怯える心に差した一筋の光。

ありがたい。

 

米は、米はきっと潤いのための最終防衛線なのです。

突破されるわけにいかぬのです。

もし、米が届かなかったら。

私の心は砂漠のままだったかもしれないと思うのです。

 

心の潤い。私にとって、それは米。

 

間違いなく、米。

文句なく、米。

潤いキープで参りましょう。

面談に怯える社会人より。

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