河津桜は今が満開!横須賀美術館と河津桜の旅(前編)

過去投稿分(2016年12月~2023年12月)
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3月3日はひな祭り。桃の節句です。

桃の花を活けて、お雛様とお内裏様を飾り、ちらし寿司を食べる。

女の子の健やかな成長を願う日ですね。

健やかな成長を通り越して、ずぶとくなったわたくし。

インフルエンザでも、確定申告でも、花粉症でも、へこんでばかりじゃもったいない。

桃の節句の日、横須賀美術館・三浦海岸へ先輩と日帰り旅に行ってきました。

河津桜、今が満開です!

ということで、写真メインで旅の様子をお伝えします。

横須賀美術館と青山義雄展

今回の旅のメインはこちら。

横須賀美術館
「横須賀美術館公式サイト」環境全体が美術館をコンセプトに設計された美術館。前は東京湾、後ろは観音崎の自然の森という恵まれた環境のなかでアートと自然を気軽に楽しめる。週刊新潮の表紙絵を展示している「谷内六郎館」もあります。恋人の聖地に認定され...

美術に造詣の深い先輩。写真を撮りはじめた私にソウル・ライター氏のことを教えてくれたのも先輩でした。青山義雄氏のことは知らなかったのですが、紹介されてとびついたわけです。

なんなら、みさきマグロきっぷでまぐろも食べましょうとすかざす食い気に走るあたりに、花よりだんご的な我が身の浅さを思い知るばかりです。

横須賀美術館といっておいて、写真撮り忘れていました。目の前に浦賀水道を望む、景色の素晴らしい立地の美術館です。

館内はガラス張りになっていて、上部が潜水艦を想像させるような形に。天気が良かったこともあって、柔らかい光に包まれているような感じでした。

周辺を散策すると、春は確実に訪れているのを感じさせてくれます。椿も冬のなごりのように咲いていました。

青は青ではない。

青山義雄さんの絵は色が幾層にも折り重なっていて、これは何色ですと一言で言い表せない色使いで出来上がっていました。例えば、7色のうちのどれかと問われれば青なんですが、その中に青ではくくれない色がたくさん入っている。そんな繊細な世界。そんな色が観る人の心に入ってくる。

でも、あくまでそれは私の捉え方であって、観る人観る人によって、心に入ってくるものは違う。絵を観ているのは視覚なんだけど、それを捉えて自分の記憶と合わせて感じてみる。絵は観るというより、対話するものなんだ。それが青山さんの絵を観て、感じ入ったことです。

美術館併設のレストラン、アクアマーレ

花より団子のわたくし。美術館に併設されたイタリアンレストランアクアマーレでお昼をいただきました。店内の雰囲気ももちろん素敵ですが、ここはテラス席で。

ここのレストランでできることって本当に贅沢なんですよ。

浦賀水道は太平洋と東京湾をつないでいるだけあって船舶がひっきりなしに往来しています。そんな海や船の行き交う様を観ながら気のおけない人と美味しい食事の時間を過ごせること。

日常色々あっても、そんなひとときを持てること。それはとても贅沢なことだとおもうんです。また、そんな経験のできるレストランに出会えたことも幸せなことでした。

 

後編に続く

追記みさきまぐろきっぷの注意点

まぐろきっぷは、発駅から三崎駅間の往復ができますし、該当区間は京急バスも乗り放題になります。しかし、逆戻りはできないのと、横須賀美術館の最寄り駅にあたる馬掘海岸駅や浦賀駅は区間外にあたるため、実費が追加で必要になります。

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