その後のところ天フリーランスはどうなったか

過去投稿分(2016年12月~2023年12月)
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どうも。私は15年間、会社組織の中で生きられるように習慣づけてきた人間です。「フリーランスとなって何にぶちあたるのか(正確にはぶちあたり続けているか)を綴ります」と申した通り、6月にフリーランスになってからの振り返りを今日は書きます。久しぶりの更新です。更新の神様がいたらごめんなさい。ひとまず雷とか落とされませんように。雨雷はしばらく穏やかモードでお願いしたい。

 

締め切りに変わる神降臨。その名は「税金」
以前の私にとって締め切りは神でした。必ず守らなければいけないもの。それは締め切り。相手がある以上、決められた期日は絶対に守らなければならない。そう、固く思っていたし、実際にどうしてもまずい場合は早い段階で相手に連絡していました。普通のことですが。

しかし、6月に仕事を解雇されて押し出される形でフリーランスになった自分には、締め切り以上の神が降臨したのです。「税金」という神が。
どんな社会状況になろうとも。どのような経済状況に陥ろうとも。そして会社員からフリーランスと労働形態が変わっても。税金は間違いなく正確に確実に漏らすことなくおとずれます。

社会保険、住民税、介護保険、これに持ち家の人は固定資産税なども加わる。さらに10月からの消費税アーーーップ!!もう、何はともあれ、税金の計算は必須です。やりくり大切!!!(青色吐息)削られる感強い!!

 

その報酬にはどれだけの工数がかかるのか
なにせ駆け出しフリーランス。今の仕事をこなしながらも先々の仕事を確保していかねばなりません。財もとぼしい。人脈も乏しい。そんな中で仕事の話があると、そして報酬が大きめだと飛びついてしまいます、いや飛びつきました。はい、失敗しました。

慣れないこと、初めて業務、という言葉は仕事を依頼する側には関係ないことです。納品するまでにどれだけの工数(まとまりの仕事を仕上げるまでに要する、作業手順の段階数。工程の数。ーグーグル先生の検索結果より)がかかるのか、最初の段階でよっく見極めなければいけません。よっく見極めなければなりません。確認できることは徹底的に潰すのです。大事なことなので2回書いたぞ。わかってるのか!?わたしよ、その身に刻め!!

 

働くことと稼ぐことはまったくの別物
長時間、働けばいいってもんじゃありません。手間暇だけかければいいってもんじゃありません。土日祝も出ればいいわけでもありません。自分の納品した商品が、ちゃんとお客様に頼んでよかったと思ってもらえるのが前提として。それができあがるまでにかかったすべての労力と稼ぎが見合っているのか。そこは会社員でいた時よりも厳密に見ていかなければいけない。そうじゃないと消費しつくされるだけになるのです。「その仕事が自分にとって身になることなのか。ただ消耗するだけの仕事なのか、見極めていかないといけない」とは先輩フリーランスの助言。ああ、ガッテンガッテンを鬼のように連打したい。

 

結論:失敗しても死なない
ほんとこれです。まったくこれです。色々やらかしていますが、生きているからこうして文章を書けるのです。そう、失敗しても死にませんでした。せいぜい悶えて苦しむくらいです。だからって後悔や恥や悔しさや腹立ったことがすぐ消えて無くなるとかではないですが。マイナスな感情も抱えていると知りつつ前進するのが前より楽になりました。

 

最後に:絶対的な成功方法はわからないけど
文芸や歴史の本に馴染んできたけど、ビジネス本やノウハウ・テクニックを書いた本のコーナーにも立ち寄ることが増えました。人の目につきやすい、飛びつきやすい言葉はいつもあって、流行り廃りがその中で繰り返されている。それは「◯◯(社会的権威を想像させる言葉)が教える売上がたった◯◯(短期間の数字が入る)で◯◯(金額)にあがった方法」とか「◯◯(不利な状況を想像させる言葉)だった私がたった◯◯(行動・期間などが入る)だけで◯◯(社会的にすごいと判断される立場が入る)になれた方法」などがあり、誰でもどこかで一度は目にしているんじゃないかと思うくらい使い回されている。

露骨すぎるくらい露骨だけど、すでに地位を確立した立場の人間が教えるとか、不利な状況から成功した人間と具体的な数字の組み合わせは人に訴えかける力が強い。強いから多く使われいる。ただ、人は1日が24時間ということくらいしか同じものを共有していない。生まれ育った環境も素質も性格もまるで違うなかで、絶対的な成功方法なんてありそうもないし、そもそも「成功」の定義だけで人の数だけあると思う。

私はここで、かけだしフリーランスの日常として、自分のぶちあたることを綴っていこうと思います。絶対的な成功方法はわからないけど、失敗の方はきっと多くの人がぶちあたることだと思うから。それなら、あらかじめ失敗パターンを知っておいた方がいいから。それこそ私が提供できるものの良さってもんです。あ〜、この方こんな風にやらかしちゃったのね、自分は気をつけよう。とか思ってもらえたら、やらかした甲斐があるってもんです。いや、やらかしたいわけでは決してありません。スマートにいけたらどんなにいいだろうなって思います。不器用で嫌になりますよ。

受け売りだけど、「うまくいけば自信になる。失敗しても次の糧になる。だから行動して何ひとつ損になることはない」。

なんだかんだで、生きていることが面白いのです。

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