「それは薬じゃない・・・僕なんだ」おでんコーデの私に彼は言った。

過去投稿分(2016年12月~2023年12月)
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今日も半袖で過ごした。暑かった。
本当に10月に入ったのだろうか?
「ほら、消費税率を見てみなはれ」
10%と8%が混在するレシートだけがリアルオクトーバーを伝えている。

それでも私のさして容量のない胸は期待に膨らむばかり。
彼らはすぐそこまで来ている。

セブンイレブンのおでんの活躍(ターン)が!!!!!

「セブンでおでん買ってかなーい?」
私とセブンイレブンのおでんの出会いは友達がきっかけだった。
会社の激務で毎日帰りが遅い彼女。
お腹が減っている。帰って料理を作る気力は残っていない。しかも日付もあとわずかで変わる時間帯。さすがにがっつりは夕飯を摂れない。

おでんは彼女の救世主となった。

「本当に美味しいのかな?」私は半信半疑だった。そもそもおでんはあんまり食べない。
せいぜいスーパーで3袋いくらとまとめ売りされているものを食べるくらい。

「やくみは辛子と柚子胡椒どちらをおつけしますか?」
柚子胡椒ってなに???薬味すらわかってなかった。

「柚子胡椒でお願いします♬」
現在はセブンのおでんがすっかり大好きである。
しかも大抵はお箸が2膳ついている。普通の女性が食べる量じゃないんだろう。
「ごめんなさい、これ一人分なんです」
とは恥ずかしくて言えない。
えっ!?この女性(ひと)なにがあっておでんをやけ食いしてるの????
とか思われそうだ。もはや思われてるかもしれないけど。

HP に行くと、おでんコーデと題した働く女性とおでんのある生活がクローズアップされている。
ターゲットは友達や私のような働く女性になっている。わたしチョロすぎるでしょ。

ここまで延々と書いてきたけど、私はセブンイレブンの回し者ではない。
ここでPRしたってちゃりんちゃりんとかなるわけでもない。
そもそもこのブログもここから直接収益を取るという目的ではないしね。
ただ、セブンのおでんをきっかけとして、おでんを愛するようになった人間なのだ。

そして今年は迷っている。
おでんコーデの覚悟はできている。
決して2膳の箸がつけられないような容量に抑える自制心も育ててきた。
しみしみ大根もしみしみ卵も餅巾着もウエルカム!すべてのコーデを着こなしてみせる!
なんならたまにはお酒も飲んでみる。
そう基本準備は整っているのだ。

問題は「薬味」である。

辛子か。柚子胡椒か。
それが問題である。

セブンイレブンのおでんと柚子胡椒をセットで友人に紹介されてから、
一度も浮気せずに、脇目もふらずに柚子胡椒を貫いてきた私。

しかし今年はなんとなく、辛子も試してみようかという気持ちに変わっている。
女心と秋の空とはよく言ったものである。

やさしく辛味を添える辛子。
びりっと辛味を添える柚子胡椒。

昔からの王道をゆく辛子はまさに主人公。
新しく登場した「辛味」のライバル柚子胡椒。

わたしには、どっちかなんて、選べない・・・。

 

そもそも薬味とは、読んで字のごとく、薬のような役割をもっているのだ。

調味料の一種。料理に添えることで味を引立て食欲を増進させる。
コトバンク ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より

やさしい薬。
ぴりっとした薬。

わたしを口福にしてくれるのはどちらの薬なのか。

彼らから声が聞こえてくる。

「君を口福にするのは薬じゃない・・・僕なんだ」

わたしには、どっちかなんて、選べない・・・。

選べないのなら。

選べないのなら。

両方選ぶしかないよね!!!!!!!

OK。私の覚悟は決まった。
今年の冬は両刀使いでいく。うるわしの薬味を使ってセブンのおでんを堪能するのだ。

ときめきの冬が待ち遠しい。早く涼しくなってほしいなあ。

 

それでは今日も良い一日を♬

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