自分の街には大きな本屋さんがない

過去投稿分(2016年12月~2023年12月)
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ということで、ターミナル駅まで電車を乗り継いで行ってきました。
作業に必要な文房具を補充したかったのです。
こもりきりの生活なので気分転換も兼ねていますが。

「3650円です」
替え芯は地味に値段が高いと思っていたら、合計金額が本当に高かった。
ポスト・イットのノート型付箋とフリクションボールの替芯ひとつずつ。
占めて3650円なり。

3650円。

3650円?

付箋と替え芯で3650円なんてしたら、生活なんてできません。間違いで良かったです。気付かずにそのまま払っていたらどうなっていたんでしょう。
「どうして間違えたのかしら?」
半信半疑ながら金額を修正している店員さんの顔を見ながら、恐ろしさに震えました。
請求・支払いは誠実さが問われます。

ずっと前にwebメディアに無記名で記事を書く仕事をしていました。やりとりはすべてがオンライン。お互いに相手の顔を知らないまま仕事をするんですね。
事情があり続けられなくなったのですが、請求書を送ってから一週間後に報酬金額の減額交渉をもちかけられたことがあります。
「社内の疎通ミスが原因でして。ご対応いただけないでしょうか」
ざっくりいうとそういう事情でした。
当時の私は応じました。

金額交渉自体は普通なのですが、タイミングがあります。
請求書を収めた後で、先方の社内ミスによる減額交渉はちっとも適切ではありません。
いまだったらはっきり断りますが、当時の自分はそんなこともわからなかった。
しょっぱい経験してそう考えられるようになったんですね。
納品までにものすごい手間がかかりましたが、その時の単価計算をすると1文字1円を切ってます。

ちょっと前に用事があって東京ドームあたりで待ち合わせをしていると、行列が幾重にもなっていました。なにがあるんだと見たらすべて嵐の物販に並ぶ列です。
私はアイドルに詳しくないのですが、ジャニーズのコンサートはチケットを持っていなくても、
グッズを買う事ができるそうなんですね。コンサートと同様にお目当てのグッズを手に入れることはファンには大切な儀式になってる。

その中でクリアホルダーとかアイドルうちわも販売されているわけです。
大量生産されて文房具としては市販のものと変わらない役割でも、そこにお目当てのアイドルが印刷されて、物販に並んだ瞬間に、一気に値段が跳ね上がり欲しがるひとは山のように出る。
価格ってほんとうに人の心理と繋がっていますね。
師匠にもなんども言われますし、「仕事は会社じゃなくて人にくるんだよ」と友達にも教えてもらいました。私は目下勉強中です。

最近は本当にこもりきりです。せいぜい図書館の談話室を往復するとか、
さっきのように用事や気分転換を兼ねて外に出るくらい。仕事以外の会話が圧倒的にたりません。
山を越えたらもっと外に出たいですね。新しい一眼レフを持って写真を撮りたいし(まだ買ってませんが)、人ともたくさんお話したいです。もっとたくさん書くことに時間を割けるようになりたいけど、そればかりだとこもりきりになるし。うーん。バランスですね。

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