今回は疫病のすみやかな収束を祈願して、一昨年の葉山で遭遇したことを短めの文章と一緒にさらします。(偶然にも出てきた)
2018年の夏。結婚式の給仕の仕事もかけもちでしていました。華やかそうに見えますが実際は体力勝負。ワインの栓は経ってもうまく抜けないし、テーブルナフキンをバラの形に成型するのも遅い。
一緒に働く人たちはほとんどが大学生で、歳も離れている。違った意味でも気を使い、1日が終わるとへとへと。
もうヤダ。夏はきているのに、夏らしいことしていない。私の夏は一体どこに。
そうだ海みたい。葉山に行こう。
ということで、JRのキャンペーンみたいなことを、土曜日の真夜中の仕事帰りに突然思いつき、葉山へ。一緒に行ってくれる友達や恋人がいない落ち着いて今の状況を整理したかったのかもしれません。なぜ葉山だったのかは謎。
葉山にある一式海岸は人が少なくてこじんまりとしており、落ち着いた雰囲気。
やたらと高いチキンライスを食していたのですが。
一気に曇り始め、雷がどこどこどこどこ鳴り始めて、雹が降り出しました。
雹が荒れ狂うように降ってくるので私も含め、海水浴客は海の家の奥側に避難。雷太鼓も鳴り響きまくってます。
海の家のおじいさん「いや〜長いことやってるけど、こんなのははじめてだ〜」
ようやくおちついて人も海岸に出るように。
気分転換したくて人生で初めて夏の葉山行ったら、海の家の人がこんなのはじめてだというような雷と雹に遭遇。
違う意味でも大当たりだった葉山。このあと妙に元気に。これ以来葉山が大好きに。行き詰っても場所を変えると、雹や雷にぶつかるなど新しいチャンス(?)がくるなんておもしろすぎる。
疫病が治ってまたお盆に帰省したり、商売に精を出したり、プールで泳いだり、海岸でわいわいできる夏がもどってきますように。思い詰めすぎることなく、でも日々のことは淡々と熱く進める日々でありますように。