(書いたのに投稿した気分になっていた日記です)
目の前の締め切りが落ち着いた。
雨と締め切りでお休みしていたウォーキングへ。いつも通る道には最近の雨を利用してぐんぐん伸びた竹たちがいた。竹の成長は本当に早い。このあたりにはたけのこがあったことすら気づかなかったけど、わんさか生えて成長している。土と地下茎と豊富な雨水と陽の光。成長するには環境が大事。でもさあ、数が多すぎやしない?
我が名は竹戦士。親たる地下茎の芽子から生えてきた。雨が降り日光が降りそそいでいるが、自分の成長に必要な養分が少なめだ。私はこの場から動けぬ。だれか十分な手入れをしてくれるものはおらぬのか。
カラスも一休み。日差しが強くてみんな木陰で涼んでいるのに、一羽だけ日光浴している子がいる。黒い羽にガンガン照りつける陽射し。黒は熱を吸収しやすいし、大丈夫なのと思う。
あいつ、自家製日サロを楽しむってよ。
道に亀がいて驚いた。ひえぇっとか声まで出した。近くに川があるので、亀自体は珍しくない。問題は亀がいた場所。河岸から5mはあるし、川から出てここまでくるには坂道を登らなければならない。ものすごく大変そうだ。
甲羅干しするにしてもここまで登ってくる必要はあるんだろうか。亀の周りの土だけちょっとえぐれているので、誰かがここに置いていったか。確かめようがなかった。
調べると変温動物の亀は日光を浴びて体温を保ったり、殺菌したり、ビタミンDをつくっているそうな。折り返し地点まで歩き、帰りに同じ道を通る頃、亀はいなくなっていた。
なにがどうなってそこにいて、どのようにしていなくなったのか。最初から最後まで謎のままの亀二郎(亀子?)だった。彼(彼女?)がビタミンDを作り出して免疫を高めてぐっどな亀生を送っているといい。
甲羅干しして太陽の力を手に入れるのだ
この世はわからないことだらけ。知らないことだらけ。
そもそも亀が甲羅干ししている間はどんなことを考えているのかすら、ちっとも想像できない。
身体も心も動かして知りたいことを追い求めていこう。
ひとまずビタミンDを増やして強くなることから。