「PDCAを回す」。Plan(計画) Do(実行) Check(評価) Action(改善)を繰り返して、管理業務を継続的に改善していく手法のこと。意識、無意識に関係なく、多くの社会人が使っている。
先日の私は帰宅のPDCAを回した。
現住所は以前の住居と比べて土日は終電が早い。関連して深夜バスすらない。最寄駅から徒歩25分の距離である。終電を逃せばタクシーしか道はない。事前にしっかりヤフー路線情報で調べたのだ。完璧だった。
都内でMTGをして、たこ焼きパーティーをして、恩師のサプライズ誕生祝いをして、「すみません、終電が早いのでお先に失礼します」。そう言ってそそくさと退散したのだ。
私は帰宅のPDCAを回した。
「はずだった」
早めに調べたはずの時間帯では、もはや最寄駅までの電車がなかった。タクシーになった。
しかも、Facebookのグループに忘れ物としてあげられた写真には、私のジャケットが写っていた。
ジャケットを忘れてきたことすら気づいていなかった。敗因はビールなのか白ワインなのか。
私のPDCAはいつになったら改善されるんだろう。五里霧中とか暗中模索とか四字熟語が浮かぶ朝です。