【イベントレポート】デザフェスとネジとジェンヌさん

過去投稿分(2016年12月~2023年12月)
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こんにちは!emiです。

イベント続きですが、今回は参加する方です。

ゆりかもめに乗ってデザインフェスタ、通称デザフェスに行って来ました。

デザフェスとは?

そこで説明しよう!

デザインフェスタとは、プロ・アマチュア問わず、「自由に表現できる場」を提供するアートイベントとして1994年から始まりました。年齢や国籍・ジャンル・スタイルを問わず、一万人以上のアーティストのありとあらゆる表現に出会うことができます。(デザインフェスタパンフレットより抜粋)

というイベントなのです。クリエイター起業塾で出会ったクリエイターの子たちが何人も出展してるということで、友達のジェンヌさんと一緒にお客として行ってきました。

 

そう、ここは一万人以上のアーティストに会うことができるイベントなのです!

 

酔った。。

人多すぎ。。。

 

毎年1万人以上のアーティストが参加するロングラン催事なら、当然お客さんもたくさん来るのは考えてみればあたりまえなんですが。

夕方近くに行ったにも関わらず、人、人、人。

人で溢れかえっていました。例えていうとド◯キホーテばりの押し合いへし合い加減。仲間たちが出展してるんじゃなきゃ、自分には無理でした(汗)

 

かくて、人酔いにうめきながらもジェンヌさんとブース巡りを開始。絵の具からキャラクターが出た可愛いブローチやサンドイッチ型のポーチ、革をチョコレートに見立てて箔押した財布。みんな自分の個性的な商品を並べて堂々と接客していました。買ったり選んだりしているお客さんも楽しそう。作って愉しく販売してお客さんも喜んで。いい商売の形だなあ。見ているこちらもウキウキ。

友達のジェンヌさんは自らもレザーブランドを立ち上げたバリバリのバッグデザイナー。ジェンヌさんの仲間や私の知り合いさん、いろんな人たちのブース行脚に。「○○に会ったー?」「会ってきたー♪」ちょっとした同窓会のようで面白い。

 

ねじ同盟☆スタンプラリーに参加

友達が出展してる、ねじネジ屋。ニコニコと説明してくれます。「全部JIS(日本工業規格)なんですよー!あとは自分で加工してます」彼女のお店にはネジを加工したアクセサリーがところ狭しとならんでいます。

 

ネジ。

ネジ。

あの工業用の武骨なネジが美しく色を塗られてアクセサリーになっているのです。

でもネジだしなぁ……。

しかし、私にはネジとアクセサリーがすぐ結び付きません。どうしてもネジは工業用との考えが離れないのでした。そんな私の横でジェンヌさんはすごく気に入ったらしく、ネジのネックレスをお買い上げ。ついでに「ねじ同盟☆スタンプラリー」に参加して、ワッシャーとナットとネジをコンプリートして大満足で帰ったのでした。

 

後日談。ネジの価値・物の価値☆

後日送られてきた、ジェンヌさんのメール。

そこには先日購入していたネジのネックレスをつけたジェンヌさんの姿が。そこにうつっているネジはもはやネジではありません。

ネジ。正確には極小サイズのナットを加工したものなのですが、ちょうど中央には何かが埋め込まれているらしく、どの角度から見ても輝いています。

ジェンヌさん、このネジがこんなに美しいって最初からわかっていたんだ……!

改めて、自分がネジを工業製品・固定概念から抜け出せなかったんだなあとビックリです。

一方、ジェンヌさんの方は、ネジがネジだけではないと固定してとらえてなかったから、アートアクセサリーとして受け入れられた。ジェンヌさん、すごい!

物の価値は数字・固定概念だけからでは推し量れない、そんなことを強く思いました。

自分が人に与えられる価値、世の中に提供できる価値ってなんなのか。動いて一つ一つ形にして確かめながら突き詰めていこうと思います。

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